広澤克実氏の講演会 | 日本合板商業組合【日合商関西支部報】

勉強会・研修会

2024年5月24日

勉強会・研修会広澤克実氏の講演会

広澤克実氏の講演会

テーマは「我が野球人生~リーダーシップとは~」

5月16日(木)午後から開かれた日合商の通常総会終了後に講演会が開かれた。講師は元プロ野球選手で現解説者の広澤克実氏、テーマは「我が野球人生~リーダーシップとは~」。同氏はドラフト1位でヤクルトに入団し、その後巨人・阪神で活躍したスラッガー。

彼の尊敬する師匠は野村監督・長嶋監督・星野監督の三氏。「この三氏の元でプレーしたのは私しかいない」と述べ、戦国武将の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に因んだ「ホトトギス」の俳句を引用して講演をスタートした。

まずは野村監督。野村さんなら「泣かぬなら 頭を使え ホトトギス」。野球とは何か、学ぶことの大切さを教えてくれた人。女性の趣味以外は尊敬してやまない。広澤氏は野村監督の逸話に時間をかけ、場内は爆笑の渦だった。

次は長嶋監督。「泣かぬなら 泣くのに代えてよ ホトトギス」。野球以外はなにも教えてもらわなかったがプロとは何かを教えて頂いた。周りの人たちに笑顔を与える監督だった。

最後は星野監督。「泣かぬなら 気持ちで泣かせよ ホトトギス」。星野監督は言葉を使い分け、指導法を吟味していた。自分は鉄拳制裁組だったが金本らには懐柔策をとった。

3人の共通項はともに発信力が強く、知識と知恵が豊富だった。名将の条件は①勝つこと②人材育成③次代のリーダーの育成、この3点だと思う。
最後に広澤氏は京セラの稲盛さんが残した名言を紹介して講演を閉じた。

吉野石膏株式会社
トップページへ