理事会・総会日合商関西支部 総会・講演・懇親会

100名超参集して 奈良で開催
日本合板商業組合関西支部(支部長・桑原健郎氏、正会員80社・準会員21社・賛助会員48社)の第48回総会が4月24日(木)午後3時20分よりJR奈良駅前の「ホテル日航奈良」に85社(委任状49社)が出席して開催され、上程5議案を審議承認して議了、講演会に移った。
総会は国歌斉唱、業界物故者への黙祷に続いて桑原支部長が登壇して開催に奔走した関係各位に謝意を表したあと「ようこそ奈良へ!みなさん!もう万博に行かれましたか?行くご予定は?私は開幕日の13日に行きました。事前の予想を上回る素晴らしさ、夢と希望と未来を語り合う場です。木材市況はいまいちですがIRも控えており関西圏は明るい。世界はトランプ大統領の猛威に晒されているがこの場の方々の会社は必ず生き残ります。コロナも乗り越えたのです。それには新たな取組みが必要です。皆さんで関西を盛り上げて欲しい」と挨拶、議長席についた。
議事は①会務報告(國松副支部長)②会計報告(稲川会計理事)③関西支部報(藤田関西支部報会計理事)④監査報告(大地監事)⑤予算案(稲川会計理事)⑥次期開催地(大阪)の順で進み、その他本部賦課金(賛助会員数×6000円)値上げの件を含み全てが異議なく承認可決された。
続いて来賓の三氏[稲本吉高(公財)日本合板検査会大阪検査所所長・赤尾一彦関西建材商社会トーヨーマテリア㈱取締役・丸敏幸日本合板商業組合副理事長]が祝辞(詳細は別掲)を披露、各地区報告に移った。
◆大阪(久我組合長)=万博に足を運んでください。大阪の活性化に努めたい。
◆兵庫(國松理事長)=観光客が多く宿泊費等が高騰。コロナで下火だった民泊が復活してきた。4月1日からの法改正でリフォーム市場が厳しくなってきた。京都府の補助金には合板も含まれます。
◆兵庫(中村組合長)=震災から30年、住宅着工戸数は去年よりまし。再開発事業等の効果は出ている。価格が上がっているので何とか転嫁したい。
◆奈良(谷奥組合長)=海外からの集成材が減った分助かっている。仕入れ値アップで再値上げしたいがプレカットの坪単価が下がっており厳しい。
総会終了後の記念講演は講師の泉谷八千代さん(元NHK、大阪大学理事)が「激動する情報交換」をテーマに90分、講演した。(講演内容別掲)
記念講演のあと席を移して開かれた懇親会は海堀直樹氏(朝日ウッドテッ社長)が「この業界で働きたい、そんな業界にしたい」と述べて乾杯、歓談に移った。
宴は次期開催地の大阪を代表して久我洋一組合長が「挑戦の桑原さんから行動の久我にバトンを譲り受けました。来年は大阪で開きます」と参加を呼びかけ、三本締めを以って散会した。
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