日合商関西支部総会 | 日本合板商業組合【日合商関西支部報】

理事会・総会

2025年5月2日

理事会・総会日合商関西支部総会

日合商関西支部総会

来賓祝辞

先ず、稲本所長は平素よりJAS製品への理解とクリーンウッド法への協力に謝意を表したあとトランプ関税の世界への影響に憂慮し「巳年は変革の年です。古くは645年には乙巳の変(大化の改新)が起こっています。転機を好機と捉えて欲しい。日本はまるで発展途上国のような低価格です。万博を機に発展の道を歩むことを期待しています」と述べた。

続いて商社会を代表して赤尾取締役は「関税は他人事ではない。サプライチェーンの混乱と価格転嫁をより難しくする」としたあと「日本の森林は伐採量より蓄積量の方が多い。脱炭素社会に適した環境配慮型の資源である木材の利用に期待したい」と話した。さらに「非住宅・リノベーション・リフォーム市場は拡大する。需要創造が大事だ。万博は建設業界に好景気をもたらした。終了後の再利用もビジネスチャンス。加えて省エネだ。木造化・木質化はその流れに沿っている」と述べた。

最後に丸副理事長は昨年奈良で開いた全国大会のお礼を述べたあと「今年は5月22日に名古屋で開催する。多数の参加をお願いしたい」としたあと「合板市況はここ数年乱高下している。日合連に安定化を要請している。日合商本部は中央への陳情や啓蒙活動を積極的に行っている。先ほど承認された賦課金の件に感謝します。『協調と連帯』を旗印に今まで以上に価値のある日合商にしたい」と挨拶した。

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