大合商 第2回理事会報告 | 日本合板商業組合【日合商関西支部報】

理事会・総会

2021年6月24日

理事会・総会大合商 第2回理事会報告

大合商 第2回理事会報告

ビールパーティは延期

大阪合板建材商業組合(組合長・桑原健郎氏、正会員44社・準会員6社)の令和3年度第2回理事会が3回目の緊急事態宣言(4月25日発出・延長)下の6月17日(木)午後2時15分より、大阪中央区南船場4の「TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋4階」で開催された。

藤田博昭副組合長の司会で始まった理事会の冒頭、桑原組合長(写真)が「何んの行事もやれないままに1年が経過した。緊急事態宣言が解除されても蔓延防止等重点措置に移行するだろう。会いたくても会えない、飲みたくても飲めないのが現実です。それに加えてウッドショックが追い打ちをかけている。理事会終了後には出席各位からご意見を伺いたい」と挨拶、議事審議に移った。議案は報告事項2件と審議事項3件。

【報告事項】
1.大阪合板建材商業組合5月末収支決算報告。村石建治(クトクマーケティング)会計理事が報告。
2.会務報告及び慶弔報告。代表者変更(4月20日)=株式会社大五 代表取締役大地庸元氏⇒大地健太氏。慶弔なし。

【審議事項】
1.令和3年度事業計画(案)
◆ビールパーティ=恒例の8月は無理。本年度中に大手を振って開催でき る環境になれば開催したい。従業員表彰は昨年同様賞状・記念品は郵送とする。
◆研修会・講演会=当面は延期とする。出来る状況になれば実施する。
2.第3回理事会開催予定=日合商関西支部に合わせる(10月25日予定)
3.その他 情報交換

議事終了後、桑原組合長から「折角の機会です。出席各位から現下のコロナ禍の対応及びウッドショックの現状と今後について一人ずつお話しください」と呼びかけ、意見交換会が始まった。

吉野石膏株式会社

意見交換会

〇合板が入手しにくい。昔なら値がモノを呼ぶと言われたが今回は違う。8~9月にはもう一段厳しくなる。針葉樹合板もタイト。ビルダーへの納材を懸念している。
〇在庫はかなりあったが底をついた。高いなりに付いていくしかないがいつかは下がる。どこで下がるかは不明だが昭和のオイルショック時の値上がりまではいっていない。高値安定が一番ありがたい。
〇コロナ対策として出社率を下げるように指示を受けている。
〇今は売りに行く状況ではない。
〇工事を請け負っているが苦しい毎日だ。以前の値段で仕事を受けており工期は待ったなしだ。
〇3か月先が読めない。急減するおそれがある。
〇先月までは動いていたがこれからが問題だ。年内一杯は覚悟している。
〇ワクチンを接種してきた。7月末以降、楽しみだ。ウッドショックは微妙。プレカット受注がかなり減少し仕事を取ったらいけないムードだ。
〇仕事が減少してきた。万博、IRまでのつなぎ仕事が必要だ。プレカットはこれから影響が出てくる。値上がり分は受け入れてもらっている。建売は後回しで施主物件を先にやっているようだ。
〇マンション納材が好調だったが2月頃から落ちてきた。コロナ陽性者の職場復帰基準が難しい。
〇ワクチン接種が徐々に進みひと安心している。木材だけでなくガソリンや軽鉄も値上がりしている。今後は与信問題も発生するのでは…。
〇母はすでにワクチン2回打ちました。ワクチン接種者が外に出てみる。先を見据えながら気楽にやりたい。こんな時こそみんなで協力し合いたい。

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