日合商関西支部 総会後の講演会 | 日本合板商業組合【日合商関西支部報】

勉強会・研修会

2026年6月12日

勉強会・研修会日合商関西支部 総会後の講演会

日合商関西支部 総会後の講演会

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました
講師は㈱ユーグレナ社長 出雲充氏

日本合板商業組合関西支部(支部長・桑原健郎氏)第49回総会のあとの講演会の講師は㈱ユーグレナ社長出雲充氏、テーマは「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました」。同氏は駒場東邦中高から東大農学部に進み卒業後2002年に三菱銀行入行、2005年に㈱ユーグレナを創業した。

多摩ニュータウンのごく平凡な4人家族の家庭で育った同氏は世間でよく言われている「親ガチャ」を否定したあと「20年間心血を注いできたミドリムシについて1時間話します」として①なぜミドリムシか?②ベンチャー・スタートアップ・イノベーションの2項目について講演を始めた。

学生時代に同氏はグラミン銀行のインターンとしてバングラディッシュに渡った。グラミン銀行は創設者のムハマド・ユヌス氏(ノーベル平和賞受賞)が貧しい人のために創設した銀行。そこで同氏は栄養失調の現実を見た。米は日本の5倍食べるがたんぱく質が圧倒的に不足している。出雲氏は一番栄養価の高いミドリムシに遭遇しその培養にトライした。ミドリムシは光合成をする植物プランクトンだが59種の栄養素を有する優れもの。彼は何回も何回もトライしては失敗したが501回目にやっと世界で初めて成功した。「失敗を重ねるたびに成功率は上がります。青色LEDの天野先生らも1500回失敗しました」と出雲氏。501回目に手を差し伸べてきたのが伊藤忠商事だった。

ベンチャーや起業家精神にとって一番大事なのは「1番にこだわること」。同社は大学発のベンチャー企業として上場し上場企業として初めて完全インターネット株主総会を開催した。加えて子どもたちを役員に抜擢した。因みに「ユーグレナ」とは「ミドリムシ」のこと。ミドリムシはバイオ燃料としても注目され、ジェット燃料としても活用される。「ユーグレナ」は昼間のストレス緩和や夜の安眠によく効くという。

同氏の夢はバングラディッシュに安藤忠雄先生と子どもの本の森をつくることだという。

吉野石膏株式会社
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