日合商関西支部報のWEB化に当たり | 日本合板商業組合【日合商関西支部報】

組合活動

2021年7月5日

組合活動日合商関西支部報のWEB化に当たり

日合商関西支部報のWEB化に当たり

日合商関西支部が毎月発行している「関西支部報」が令和3年6月で終了、60年の歴史に幕を閉じた。7月からは紙の媒体から離れ「日合商関西支部ホームページ」を開設、新たな情報源として会員各位に発信する。
「関西支部報」は昭和36年11月に当時の日本ベニヤ板商業連合会(日ベ商連)関西支部長だった村石秋吉氏が会員相互の連携と業界の発展を期して創刊、本年6月で716号を数えた。石本勝範委員長を中心とする「支部報WEB化委員会」が鋭意検討、折からのコロナ禍で1年ほどずれ込んだがやっと船出に漕ぎつけた。紙面と異なり記事量には制約がなく写真もカラー、タイムリーな情報が発信できるものと信じている。

やはり最初は関西支部長の丸敏幸氏に登場して頂くのが瑞兆だと思い、奈良県橿原市曽我町の株式会社丸産業の本社を訪問した。(写真は橿原市の丸産業)

コロナ後を見据えて 共に集い 共に寛ぎ、共に語る

丸敏幸氏は昭和44年11月生まれ、3人兄弟の末っ子。本貫は吉野の川上村だが生まれたのは大阪阿倍野区の北畠、現在も北畠から通勤している。近大付属高校、近畿大学へと進んだが本人は「バレーボールのスポーツ推薦ですよ」と笑う。身長183センチの偉丈夫だから何となく納得してしまった。卒業後は父君の「お前は体力があるから山をやれ、金銭面は兄貴(現副社長の丸洋史氏)に任せよ」の教えを守った。36歳で社長に就任、爾来、兄弟の二人三脚で会社の経営に当たっている。

吉野石膏株式会社

日合商関西支部長に就任して1年経過、2年目に突入している。「コロナで何も出来なかったが2期4年は責任を持って任務は果たします」と丸支部長。WEB化に関しては「僕の本質はアナログ人間、紙の媒体が好きだが時代の流れと財政上の問題があった」と話す。

日合商関西支部の今後については「木材・建材・合板を含めた木材全般、エリアも大阪・近畿・全国と輪を広げ、皆さんといろんな議論を交わしたい。個々の企業が強くなるのも必要だが協調・協力し合いながら進めて行くことも大事、その場が日合商関西支部だと思う。横の繋がりを強くして生き残る。そんな機会を如何に作るかが私の使命の一つだ。折からのコロナ禍、オンラインも結構だが私は敢えてリアル理事会に拘っている。出会える機会を増やしたい。意見交換会では気持ちのこもった生の声が聞ける。コロナで今までやってきたことが大事だったと痛感した、無駄ではなかった。当たり前だったことが、やはり必要だった。我社はリモート会議はやらない。窓を全開して万全の対策を施している」と持論を展開。最後に支部会員に向けて「怖がらずに集まって下さい。制限が取れたら集まって一杯飲みましょう。コロナでばらばらになった関係をいち早く復活させたい」と呼びかけた。

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